O157(腸管出血性大腸菌)の症状と潜伏期間
腸管出血性大腸菌に限らず病原菌での下痢は感染して、すぐに発症することは少ないです。
病原菌の付着したものを食べ、病原菌が消化器官の中で繁殖し、病気の症状を引き起こすほど増えなければならないからです。
そういう意味で、食後すぐに下痢。であらば消化不良も疑ってみましょう。菌によるものか食べ過ぎの消化不良かで薬も変わります。
腸管出血性大腸菌の潜伏期間
2~9日(多くは2~5日)
腸管出血性大腸菌の症状
激しい腹痛を伴う頻回の水様便、続いて血便が見られます(血便は出血に近い場合もあります)。発熱は多くの場合37℃台と軽度です。症状は、まったく無症状の方から、重症の方まで様々です。
発症者の約5%が、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)などの合併症を起こし、時には死亡することもあります。
まったく無症状の方もいますが、
腸管出血性大腸菌がうつる時
腸管出血性大腸菌の感染は、飲食物を介した経口感染であり、菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者の糞便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。
腸管出血性大腸菌はわずか100個程度の菌数でも感染すると言われていますが、感染するのは菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者さんや無症状病原体保有者(以下、「患者さん等」と書きます。)の糞便で汚染されたものを口にした場合だけで、職場や学校で話をしたり、咳・くしゃみ・汗などでは感染しません。
ヒトからヒトへの感染を予防する基本は手洗いです。排便後、食事の前、下痢をしている子どもや高齢者の排泄物の世話をした後などは、せっけんと流水(汲み置きでない水)で十分に手洗いをしましょう。