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  • お母さんのための夏風邪の予防と対策

    夏風邪と言えば、プール熱(口頭結膜熱)とヘルパンギーナですが、このウイルスはアルコール除菌や逆性石けんが効かないタイプのウイルスです。

    プール熱 ヘルパンギーナ
    流行時期 夏季 夏季
    原因 アデノウイルス エンテロウイルス、コクサッキーウイルス
    感染経路

    飛沫感染(咳やくしゃみなど)
    接触感染(タオルの共有など)
    糞口感染(おむつやトイレなど)

    ※プールなど水を介して感染が広がることが多いためにプール熱と呼ばれています

    飛沫感染(咳やくしゃみなど)
    接触感染(タオルの共有など)
    糞口感染(おむつやトイレなど)

    主な症状 発熱(38度?39度)、喉の痛み、結膜炎、腹痛、下痢 など 急な高熱(38度以上)、口内の水疱、喉の痛み、食欲低下 など
    潜伏期間 潜伏期間:5?7日間
    発症:3?5日間
    潜伏期間:3?6日間
    発症症状:2?4日間

     

    夏風邪にかかったら、子どもにうつさない

    病院に行っても、解熱剤が出ればいいところ、うがい薬とか、抗生物質(ウイルスには何の効果もありませんが、病気の併発を防ぐとか、患者が薬がでないとうるさいからなどという理由で処方されることがあります)

    1.こまめに手洗い、うがいをする
    2.感染者とのタオルや食器類の共有は避ける
    3.感染者が乳児の場合はおむつ交換のあと、しっかりと手洗いを行う
    4.ドアノブや手すりをこまめに消毒する
    5.飛沫感染を防ぐために、マスクを着用

    手や口だけでなく、目からも感染することがあります。

    そして長引かせないように、よく寝る。水分をしっかりとる。

    病気で一番怖いのは、弱った体に別のウイルスや細菌が入り込んで複合感染することで、症状が悪化することです。

    ネット上の間違い情報

    除菌と言えばアルコール。なのですが、プール熱やヘルパンギーナにはアルコールはほとんど効果がありません。
    ノロウイルスやロタウイルスど同様に、エンベロープを持たないウイルスなのでアルコールは効果がないのですが、ネット上の作りがしっかりしたサイトでもアルコールで消毒と書いてあります。

    しっかりしたライターを使ってよ、校正してと、自分もライターをやることがあるので思ってしまいますね。

    いずれにしても、対症療法しかないので、家族でキャッチボールすることは避けましょう。

  • 間違いだらけの風邪対策

    風邪の原因の半分は、アルコール除菌では防げません

    風邪の主な原因菌には以下の物があります。

    ライノウイルス(※)? 一般的な風邪の症状
    アデノウイルス(※) 涙目になる風邪
    RSウイルス 咳を出す風邪、赤ちゃんがほとんど
    コロナウイルス 冬の風邪 大流行がある(SARS)
    エンテロウイルス(※) 下痢を起こす風邪、夏風邪
    マイコプラズマ 肺炎を起こす。ウイルスではありません
    インフルエンザ 言わなくてもいいですね。

    インフルエンザを除く風邪の主な原因菌、6種類のうち3種類がアルコールでは除菌できません。※がつくもの。

    その他、ロタウイルス、ノロウイルスも風邪からくる下痢、腹痛として考えることもあるので。

    アルコールでは風邪は予防できません。

    抗生物質じゃ治らない風邪

    そして、風邪をひくと抗生物質が必ずと言っていいほど処方されます。
    しかし、ウイルスには細菌を対象とする抗生物質は効きません。

    他の菌が入り込むのを予防する役目になります。実際に抗生物質を飲んでも、飲まなくても風邪を引いている時間が短くなることはないと言う論文もあります。

    しかし、髄膜炎や脳炎なども

    風邪の原因菌が、脳の中まで入り込めば、髄膜炎や脳炎も併発します。

    自然治癒することも多いのですが、微熱が1週間も2週間も続く、元気がない、居眠りが多いようであれば、医者に行って、髄膜炎、脳炎の可能性を指摘されたと伝えて下さい。

    風邪で体力がないのね、では済みません。

    そうでないと、解熱剤を処方して終わり、様子が変わらなければまた来週となります。

    現実、私の息子がそうでした。

    深夜、急に嘔吐して、意識不明。そのまま意識が戻りませんでした。

    医学的にはウイルス感染から重度の髄膜炎になることは極めて少ないとされていますが、私たち、そして医者にも、この症状がどのウイルスや菌から来ているかを診察だけで判断する方法はありません。

    風邪だけではない、正しい知識を持とう

    また子どもに大人用の解熱剤(アスピリン)を飲ませると、ライ症候群というものになります、脳炎と同じ症状です。

    タバコより危険なのに、薬には12才未満の小児には与えないで下さいぐらいの注意書きしかありません。

    子どもに薬を与える時には、薬剤師に相談して、許可された物だけ与えましょう。あなたの勝手な判断で与えてはいけません。

    幸いなことに、そうした医薬品を扱うところには、今は必ず薬剤師さんがいます。